SPSS Win  勝手にFAQ  一般線形分析(GLM)編


[Q]効果量を表示したい
[A] オプション−表示の「効果サイズの推定値」にチェックを入れると,偏イータ2乗が表示されるようになる。
なお「平均の比較-一元配置分散分析」(oneway)では表示されないので,繰り返しのない一元配置でも一般線形分析で計算する必要がある。


[Q]分散分析の欠損値の扱い
[A1]単純に欠損値をもつケースを分析から除外する。
「平均の比較-一元配置分散分析(ONEWAY)」でも同様。
(モデルを指定して変更した場合も,nの違いについて計算過程で考慮するだけで,欠損値を持つケースそのものは計算から除外されている)

[A2]一般線形分析(unianova)では,複数の従属変数を指定した場合,従属変数間の欠損値は「リストワイズ」で処理される。
つまりどの従属変数にも欠損値を持たないケースのみが計算対象となる。
平均の比較-一元配置分散分析(ONEWAY) ではオプションで欠損値処理方法の指定ができるが,一般線形分析では固定されているので注意が必要。
従属変数ごとに欠損値判断(ONEWAYの「分析ごとに除外」に該当)させたい場合は,従属変数ごと別々に計算する)

[Q]傾向分析の方法
[A]「対比」-「因子」で比較する因子を選び,「対比」を「多項式」に変更する
(反復推定の個人内要因はデフォルトで設定されている)
結果は,個人間では「対比結果(K行列)」,個人内は「被験者内対比の検定」欄に表示される
詳しくは下記参照

[Q 10]二元配置で交互作用の単純効果検定を含む検定の方法
[A]メニュー設定から「貼り付け」でコマンドシンタックスを作成して,以下のように編集して実行する
  1. GLM-一般的な多因子(または一般線形モデル−一変量)で「被験者間要因」(または固定因子)に独立変数(例えばA,Bとする)を設定し
  2. 主効果の下位検定:「オプション」の「平均値の表示」にaとbを入れて,「主効果の比較」にチェック
  3. 「信頼区間の調整」欄を「Bonferroni」にする(調整なしにすると名義水準が用いられないので不適切)
    (ここではまだ「続行」ボタンは押さない)
  4. 交互作用の下位検定:「オプション」の「平均値の表示」にa*bを入れる
  5. 続行ボタン→他の必要な欄(従属変数など)も記入し「貼り付け」ボタンを押す (OKボタンではない)
  6. 生成されたコマンドシンタックスを以下のように変更する(a,bは変数名)

    [変更前]
    /EMMEANS=TABLES(a)COMPARE ADJ(BONFERRONI)
    /EMMEANS=TABLES(b)COMPARE ADJ(BONFERRONI)
    /EMMEANS=TABLES(a*b)←←ここを編集

    [変更後]
    /EMMEANS=TABLES(a)COMPARE ADJ(BONFERRONI)
    /EMMEANS=TABLES(b)COMPARE ADJ(BONFERRONI)
    /EMMEANS=TABLES(a*b) COMPARE(a) ADJ(BONFERRONI)←←編集後
    /EMMEANS=TABLES(a*b) COMPARE(b) ADJ(BONFERRONI)←←編集後
  7. シンタックスの画面で「実行-すべて」で計算実行する
  8. 出力の「推定周辺平均」の「=1変量検定」表の「F値」が単純効果の一元配置のFを示す
  9. 「ペアごとの比較」表の「有意水準」欄で,水準間の対比較の有意水準が示される
    ※ここでの比較は「多重t検定」によるものなので,ADJ(BONFERRONI)などによって名義水準を設定することが望ましい
      ただし7.5ではこのシンタックスには未対応のため設定するとエラーになってしまう(8.0以降では可能)

    /CRITERIA = ALPHA( 欄に名義水準を入れれば,それ未満のものに*をつけてくれる このシンタックスは単に指定したアルファ未満のものに*印をつけるだけの機能 ※GLMでもUNIANOVAでも同じ
[Q] SPSS7.5の「一般的な多因子」は8.0以降では何に対応するのか?
[A] 「一変量」が該当する
(要するに一般線型モデルでは「一変量」が通常の分散分析および共分散分析,
「多変量」が多変量分散分析(MANOVA)及びその共分散分析版という分類になっている)

戻る| トップへ