SPSS Win
繰り返し要因のある分散分析(混合要因を含む)
- [分析-一般線形モデル-反復測定]
 (Advancedオプションがないと選択できない)
  
 
 
- [反復測定因子の定義]画面
   
	- 「被験者内因子名」欄に繰り返し要因についての適当な名前を付ける
	
- 「水準数」欄に繰り返し要因の水準数を入れて「追加」ボタンを押す
 
 
- 複数の繰り返し要因がある場合は,上記作業を,要因数だけ繰り返す
	
- 終わったら「定義」
	
 
 
- [反復測定]画面
   
 
	- 左側の変数一覧から,繰り返しのある要因の各水準を選択し
 右側の「被験者内変数」の該当する個所に設定する
- 被験者間要因(繰り返しのない要因)があれば「被験者間因子」欄に設定
	
- 共分散分析の共変量がある場合は「共変量」欄に設定
	
  
 4.被験者間要因の主効果の多重比較の設定→「その後の検定」
 5.交互作用の多重比較の設定→「オプション」
 それらの設定が終わったら「貼り付け」
 
- 被験者間要因の主効果の多重比較
   
 「その後の検定」で上記の画面を出し必要な多重比較方法(Tukey法 Bonferroni法など)にチェック
 (ただし,次の「主効果の比較」と重複した検定になる場合もある)
 
 
- [反復測定:オプション]画面(交互作用)
  
 
	- 推定周辺平均欄の左側の「因子と交互作用」から交互作用検定したいものを選び,右側の「平均値の表示」欄に設定する
	
- 「主効果の比較」にチェックすると主効果についてペアごとの対比較による多重比較をしてくれる
 (信頼区間の調整はBonferroniにする)
- 「表示」欄は必要なものをチェック
 (「記述統計」はチェックした方がよい 「効果サイズの推定値」にチェックを入れると効果量偏η2乗が出力される)
- 有意水準は通常は.05
	
- 終わったら「続行」
	
 
 
- 傾向分析の設定(通常は使わない)
  
 「対比」→傾向分析を行う要因について「対比の変更」プルダウンメニューから「多項式」を選択し「変更」ボタンを押す
 (被験者内要因はデフォルトで「多項式」となっている)
 
 ※傾向分析については岩原信九郎「教育と心理のための推計学」日本文化科学社などを参照のこと
 
- 乱塊法やラテン方格など特殊なデザインの場合
   
 [モデル]ボタンをクリックし,モデルの指定を「カスタム」にして,計算対象となる要因を「項の構築」欄の矢印で右側に移す
 ※一般的な実験計画ではここは初期設定(「全ての因子による」)のままでよい
 
- 反復測定画面に戻ったら「貼り付け」を選択([OK]をしないように)
 コマンドシンタックス画面になるのでシンタックスを書き換える
 [書き換え前]
- GLM time1 time2 time3 time4 BY group
-   /WSFACTOR=times 4 Polynomial
-   /METHOD=SSTYPE(3)
-   /POSTHOC=group(TUKEY BONFERRONI)
-   /EMMEANS=TABLES(group) COMPARE ADJ(BONFERRONI)
-   /EMMEANS=TABLES(times) COMPARE ADJ(BONFERRONI)
-  /EMMEANS=TABLES(group*times)
-   /PRINT=DESCRIPTIVE ETASQ
-   /CRITERIA=ALPHA(.05)
-   /WSDESIGN=times
-   /DESIGN=group.
 
 上記のシンタックスについて下線部を↓↓のように書き加える
 
 [書き換え後]
- GLM time1 time2 time3 time4 BY group
- /WSFACTOR = times 4 Polynomial
- /METHOD = SSTYPE(3)
- /POSTHOC = group ( TUKEY BONFERRONI )
- /EMMEANS = TABLES(group) COMPARE ADJ(BONFERRONI)
- /EMMEANS = TABLES(times) COMPARE ADJ(BONFERRONI)
- /EMMEANS = TABLES(group*times) COMPARE(times) ADJ(BONFERRONI)
- /EMMEANS = TABLES(group*times) COMPARE(group)  ADJ(BONFERRONI)
-   /PRINT=DESCRIPTIVE ETASQ
- /CRITERIA = ALPHA(.05)
- /WSDESIGN = times
- /DESIGN = group .
 
	- ここからコピーした場合はゴミが入る可能性があるので左端のスペースを削除すること
	
- 必要な交互作用の分だけ記述する
	
- 終わったら「実行-すべて」
 
 ※ADJ(...以下のシンタックスはVer8以降で有効(7.5以下ではエラーになる)
 その場合は,危険率の修正をしない対比較(ADJ以下なし)で算出し,手計算で危険率を修正する
 ※詳細はSPSS勝手にFAQ参照
 
 
 
 
- 結果画面
 
 
- 結果の保存
	
	- ファイル-名前を付けて保存:SPSSファイル形式で保存(*.spv)  SPSS15までの拡張子はspo
	
- ファイル-エクスポート:テキスト形式などSPSS以外の形式で保存
	
- オプションで「タブ区切り」にするとwordなどの表に変換しやすい
	
 
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