論文・著書の訂正・補足一覧
- 岡田努・榎本博明・下村英雄・山浦一保(2021).青年の自己開示対象の多元性と認知された自己開示,適応,友人関係の関連 心理学の諸領域,10(1),3-12.
引用文献
誤:中間礼子(2016). 「自尊感情」概念の相対化 中間礼子(編著) 自尊感情の心理学−理解を深める「取扱説明書」(pp.192-215) 金子書房
正:中間玲子(2016). 「自尊感情」概念の相対化 中間玲子(編著) 自尊感情の心理学−理解を深める「取扱説明書」(pp.192-215) 金子書房
- 岡田努(2016).青年期の友人関係における現代性とは何か 発達心理学研究,27,346-356.
研究2で用いられた自己愛的脆弱性尺度短縮版(上地・宮下,2009)について
「自己緩和不全」下位尺度のうち「悩みや...(中略)...すぐだれかに話したくなる」の項目について,実際に用いた調査票では「すぐに」と表記呈示されていました。
- 岡田努・榎本博明・下村英雄・山浦一保(2016).青年期の対人関係および自己のあり方と青年の就労意識の関連に関する構造の検討 心理学の諸領域,4,41-52.
p45左最下行から
(誤)(2)〜(6)については,評定はいずれも「1 あてはまらない,2 あまりあてはまらない,3 どちらともいえない,4 ややあてはまる,5 あてはまる」の5段階であった。
(正)(2)については「1 全くあてはまらない,2 あまりあてはまらない,3 ややあてはまる,4 かなりあてはまる,5 非常にあてはまる」,(3)〜(6)については,「1 あてはまらない,2 あまりあてはまらない,3 どちらともいえない,4 ややあてはまる,5 あてはまる」の5段階であった。
- 岡田努(2014).「ふれ合い恐怖的心性」の対人関係について(2)インターネット調査との比較 日本社会心理学会第55回大会発表論文集 修正3版(7.29版)
- 岡田努(2013).「ふれあい恐怖的心性」の対人関係について:インターネット調査による試み 日本社会心理学会第54回大会発表論文集,303 論文集修正版 ハンドアウト修正版
- 岡田努(2012).現代青年の友人関係に関する新たな尺度の作成 : 傷つけ合うことを回避する傾向を中心として 金沢大学人間科学系研究紀要 第04号 19-34.
p28L1
(誤) その結果,十分な適合度指標が得られた(RMSEA=.083 CFI=.969)3.自分が...
(正) その結果,十分な適合度指標が得られた(RMSEA=.083 CFI=.969).自分が...
- 岡田努(2012).青年期の友人関係と自己:現代青年の友人認知と自己の発達 世界思想社
- p.32 L.4および.p94下から4行め (誤)長島・藤原・原野・斉藤・堀→(正)長島・藤原・原野・斎藤・堀
- p.194 L4 (誤)「35項目を」→(正)「36項目を」
- p.244 友人関係尺度 [傷つけることの回避]下位尺度に次の項目を追加 「友だちに人前で恥をかかせないよう気をつける。」
- p.199 表12-3 (誤)側面別自己概念およびDスコアと→(正)側面別自己概念のDスコアと
- p.260 L.5 町沢静夫(1989).日本における境界型人格障害の診断妥当性の検討 精神科治療学,4,889-899.
- p.260 L.13-14 松井豊(1982). 対人行動の発達 詫摩武俊・飯島婦佐子(共編) 発達心理学の展開 新曜社 pp.258-278.
- p.261 (誤)L.8 斉藤耕二→(正)斎藤耕二
- 岡田努(2011).現代青年の友人関係と自尊感情の関連について パーソナリティ研究,20,11-20.
[補足]
共分散構造分析はすべて尺度の項目得点を観測変数として計算したものです。
またFigure2のパス図では観測変数および誤差を省略しています。
- 岡田努(2007).現代青年の心理学 世界思想社
p.20 10行目 「ほぼ青年期中期から後期(中学生期から高校生期)に」→「ほぼ青年期中期から後期(高校生期から大学生期)に」
p132 表5-1 上から5項目め「個人的な闇」→「個人的悩み」(第2刷で訂正済み)
p19最後から3行目,p175 坂本→阪本
p177 宮川知彰 1973 ・・・依田新ほか(編)『現代青年の性格形成』(「現代」を削除)
p176
(誤)岡田努・永井撤(1990). 青年期の自己評価と対人恐怖的心性との関係
(正)岡田努・永井撤(1990). 青年期の自己評価と対人恐怖的心性との関連
- 岡田努(2007).現代青年の友人関係と自己像・親友像についての発達的研究 金沢大学文学部論集(行動科学・哲学篇),27,17-34.
- p.10 下から2行め「.4以上の負荷量を持つ35項目」→「絶対値で.4以上の負荷量を持つ35項目」
- p.21 L3「第1主成分に.5以上の主成分負荷量」→「第1主成分に絶対値.5以上の主成分負荷量」
- p22 L2およびTable 3 (誤)標準化推定値→(正)推定値
- p24 L20
(誤)第2クラスタが相対的に第I軸への重み付けが高く,他の高ラスタが第II軸への重み付けが高かった
(正)第2クラスタが相対的に第II軸への重み付けが高く,他の高ラスタが第I軸への重み付けが高かった
- p24 L25(身体的側面の説明)
(誤)大学の全クラスタが相対的に第I軸への重み付けが高く,
(正)大学の第1クラスタと第2クラスタが相対的に第I軸への重み付けが高く,
- p30 L3
(誤)活動的側面では中学の第2,高校の第3,大学の第2,第3クラスタを等置
(正)活動的側面では中学の第2,高校の第2,大学の第2,第3クラスタを等置
補足
Table 6の推定値はパス係数の推定のみを等置制約し,平均構造および切片はすべて開放の時の値です
最終的な平均構造分析の結果での推定値は以下の通り
クラスタ | a | b | c | 平均構造 | 切片 |
中-1 | -.127** | -.349** | -.096* |
中-2 | -.138** | -.102 | -.097* |
中-3 | -.144** | -.328** | -.111* | 身体 .567** |
高-1 | -.250** | -.366** | -.091* |
高-2 | -.124** | -.364** | -.098* |
高-3 | -.211** | -.093 | -.450** | 身体 .567** | 自尊感情:.246** |
大-1 | -.136** | -.363** | -.099* |
大-2 | -.254** | -.170 | -.192* | 身体-.262+ |
大-3 | -.536** | -.106 | -.092* | 身体 .567** |
- 岡田努(2007).大学生における友人関係の類型と,適応及び自己の諸側面の発達の関連について パーソナリティ研究,15,(2),135-148.
- p.139 左段L17 「.4以上の負荷量を示した35項目を」→「絶対値.4以上の負荷量を示した36項目を」
- p.139 脚注4 「.35以上の負荷量を....4以上の負荷量の項目を用いた。」→「絶対値.35以上の負荷量を....絶対値.4以上の負荷量の項目を用いた。」
- p.139 脚注3) 岡田(2002)では→岡田(2002b)では
- p.140右L9-11
(誤)その結果,第1クラスタは,内面的友人関係を避ける傾向である「自己閉鎖」の得点が他の下位尺度の標準得点に比べ最小であった。
(正)その結果,第1クラスタは,内面的友人関係を避ける傾向である「自己閉鎖」の得点が他のクラスタに比べ最小であった。
- p.142右L7 (誤)「自尊感情と関係について」→(正)「自尊感情との関係について」
- p.142右 (誤)L17 「.4以上の」 L21「.2台で」→(正)「絶対値.4以上の」/「絶対値.2台で」
- Table 3 タイトル
(誤)側面別自己概念およびD スコアと自尊感情との間の相関
(正)側面別自己概念のD スコアと自尊感情との間の相関
- p.144右L18-19(引用文献)
(誤)町沢静夫(1989). ......:日本における境界人格障害の診断妥当性の検討
(正)町沢静夫(1989). ......:日本における境界型人格障害の診断妥当性の検討
- p.146-147 資料 本研究で用いた質問項目 (1)
自己愛人格目録(NPI)[優越感・有能感]下位尺度から
(p146下から4行目)
(誤)私に接する人はみんな,私という人間をしぜんに....
(正)私に接する人はみんな,私という人間を自然に....
(p147 2行目)
(誤)人にすかれるのは,私自身に....
(正)人に好かれるのは,私自身に....
- p.148 資料 本研究で用いた質問項目 (3)
友人関係尺度 [傷つけることの回避]下位尺度
・上から3番目の項目
「相手に自分の意見を押しつけないよう気をつける」
「気をつける」が抜けていました
・以下の項目を追加
「友だちに人前で恥をかかせないよう気をつける」
- 岡田(1999)で.4以上の負荷量のあったもののうち「相手の気持ちを聞き出そうとする」についてもα係数が低くなるため分析から除外した旨の記述が抜けていました。
脚注4にある「みんなで一緒にいる」と合わせてこの2項目が岡田(1999)で.4以上の負荷量でありながら除外された項目になります。
- 岡田努(2005).自己の発達と共感性の関係についての探索的研究 自己心理学 2,14-25.自己心理学研究会
引用文献に下記を追加
登張真稲 2000 多次元的視点に基づく共感性研究の展望 性格心理学研究,9,36-51.
- 岡田努(2002).現代大学生の「ふれ合い恐怖的心性」と友人関係の関連についての考察 性格心理学研究,10(2),69-84.
- p.69 脚注1)
(誤)「ふれ合い恐怖的心性に関する実証的研究」
(正)「青年期における「ふれあい恐怖」の精神病理と心理的構造について」
- p.71左段 L21
(誤)「ふれ合い恐怖」に特有のとされる
(正)「ふれ合い恐怖」に特有とされる
- p.71右段 L15-16
(誤)理論上取り得る得点の範囲は各下位尺度ごとに0から84点であり,
(正)理論上取り得る得点の範囲は各下位尺度ごとに14から84点であり,
- p.72 Table 1 α係数
| I | II | III | 共通性 |
α | .617 |
(誤).668 (正).652 |
(誤).652 (正).668 |
|
- p.73 左段 L2およびL5,p.74左段L4
(誤).4以上の
(正)絶対値で.4以上の
- p.73 左段 下から7行目
(誤)友だちと一緒に食事をするのは好きではない
(正)友だちと一緒に食事をするのは好きでない
- p.76 Table 6 友人関係尺度:不介入 女子の人数 (誤)255→(正)235
- p.83(引用文献)
(誤)柴山直 1996 欠損値を含む多変量データのための主成分分析プログラム.
(正)柴山直 1996 欠測値を含む多変量データのための主成分分析プログラム.
- 岡田努(2002).友人関係の現代的特徴と適応感及び自己像・友人像の関連についての発達的研究 金沢大学文学部論集 行動科学・哲学篇 22,1-38.
- p3 L18 有効回答数
(誤)高校生 259名(男子45名,女子65名,不明5名)
(正)高校生 259名(男子126名,女子126名,不明7名)
- p4 L26
(誤)それぞれ肯定項目(8項目),否定項目(10項目)とした。
(正)それぞれ肯定項目(9項目),否定項目(9項目)とした。
- p4 下から9行目
(誤)絶対値.4以上の主の主成分負荷量のものを採択した。
(正)絶対値.4以上の主成分負荷量のものを採択した。
- p4 下から4行目
(誤)I 心理的側面,II 社会的側面,III 身体的側面....
(正)I 社会的側面,II 心理的側面,III 身体的側面....
- p6 L3 (誤)「なりたくない」と思う自分につての→(正)「なりたくない」と思う自分についての
- p6 L7 (誤)TukeyのLSD法による→(正)TukeyのHSD法による
- p10 下から3行目
(誤)「信頼・時間的展望」では,中学と大学で下位群が上位群より高く,高校では上位群が下位群より高かった。
(正)「信頼・時間的展望」では,中学・高校・大学とも上位群が下位群より高く,
- p12最終行
(誤)中学の下位群が上位群よりも有意に高く
(正)中学の上位群が下位群よりも有意に高く
- 本文p20.L21-22を削除
削除文:
現実自己,理想自己,親友像と友人関係尺度の相関係数をTable 11に示す。ここに見ら
れるように,すべて絶対値が.3未満で,高い相関関係は見られなかった。
- 本文p20.下から2行目
(誤)社会的側面での高校の下位群と中位群....
(正)社会的側面での中学の中位群,高校の下位群と中位群....
- Table 2 「否定項目」
項目 | I | II |
: | : | : |
弱い | .747 | -.1281 末尾の「1」を削除 |
- Table 5 右段・側面別自他概念・心理的側面・親友欄
SDと平均値の値は中高大とも逆
- Table 10
誤:高校で身体的側面・「理想-理想」間の相関.241**となっているが,正しくは「理想-親友」間の相関が.241**
- Table 8
軽躁的関係
-- | 中学 | 高校 | 大学 |
: | : | : | : |
信頼・時間的展望 | H<L → L<H | L<H | H<L → L<H |
- Table 11
軽躁的関係による群
中 | 高 | 大 |
PLM | | PMH |
- | NL | NL |
社M(追加) | 社LM | 社M |
心H | 心M | - |
- | - | - |
- p.34 L22 「ニュートラルな状態に近い
とこと」→「ニュートラルな状態に近いこと」
- 岡田努(1999).現代大学生の認知された友人関係と自己意識の関連について 教育心理学研究,47,432-439
- p435 左段L15
(誤)理想自己評定でα=.571
(正)現実自己評定でα=.571
- p435 左段下から8行
(誤)「群れ関係」因子でF(2,476)=46.44
(正)「群れ関係」因子でF(2,476)=16.44
(Table 3の値が正しい)
- p.435 左段L28
(誤)なお第W因子については,.4以上の因子負荷量をもつ項目が3項目のみであり,
(正)なお第W因子については,この因子だけに.4以上の因子負荷量をもつ項目が3項目のみであり,
- p.435 左段L30
(誤).505〜.515と不十分なため検討の対象からは除外し
(正).504〜.515と不十分なため検討の対象からは除外し
- p436 Table 3 内面的関係・理想自己の平均値 (誤)22.03→(正)23.03
- p.436 右段L16
(誤)現実自己-理想自己の間にr=.573と比較的大きな相関が
(正)現実自己-理想自己の間にr=.543と比較的大きな相関が
- 岡田努(1995).現代大学生の友人関係と自己像・友人像に関する考察 教育心理学研究,43,354-363
-
355左段19及びP362右引用文献
Feningstein
Fenigstein
- p.356 L.5
(誤)友人関係の3特徴に関する22項目について
→(正)友人関係の3特徴に関する21項目について
- p.356 左L9-10
(誤)いずれも0(全くあてはまらない)から5(非常にあてはまる)の6件法である。
→(正)いずれも1(全くあてはまらない)から4(非常にあてはまる)の4件法である。
- p.356左 L12 (誤)長島・藤原・原野・斉藤・堀→(正)長島・藤原・原野・斎藤・堀
補足 実際に使用した段階は次の通り
1:全くあてはまらない,2:あまりあてはまらない,3:ややあてはまる,4:非常にあてはまる
- p357 左段下から2行目
(誤)多重比較(NewmanKaulsのSNK法)→(正)多重比較(TukeyのWSD法)
(他の箇所ではNewmanKaulsのSNK法が用いられています)
- p357 右段4行目
(誤)第3クラスタではF=30.39→(正)第3クラスタではF=30.19 (Table 4の値が正しい)
- p357 Table 2
7. 相手の言うことに口をはさまない 第2因子の負荷量.435→.433
- p361左段下から3行目 Tech→Tesch
- p.362 右 引用文献
(誤)長島貞夫・藤原喜悦・原野広太郎・斉藤耕二・堀洋道 1967....Self-Differential作成の試み....59-67.
(正)長島貞夫・藤原喜悦・原野広太郎・斎藤耕二・堀洋道 1967....Self-Differentialの作製....59-83.
- 岡田努(1995).若者の対人恐怖症 青少年研究 第42巻10号 12-17 青少年問題研究会
- p.12下段L6およびp.17 下段 引用文献 「リアティ」→「リアリィ」
- 岡田努(1993). 現代の大学生における「内省および友人関係のあり方」と「対人恐怖的心性」との関係 発達心理学研究,4,162-170.
- p.163右下から2行
(誤)評定はいずれも0(まったくあてはまらない)から6(たいへんあてはまる)
(正)評定はいずれも0(全くあてはまらない)から6(非常にあてはまる)
- p.165 L1〜2
(誤)t=4.20(344)....t=3.02(344)
(正)t(344)=4.20....t(344)=3.02
- p.166 Table 3
第1クラスタの男女比 (誤)59:92→(正)59:82
変数 | 「群間の分散分析」のF値 |
内省傾向 | 33.19**→38.14** |
軽薄短小 | 16.74**→109.45** |
関係回避 | 54.27**→117.58** |
躁的防衛 | 64.54**→120.89** |
- p169 資料
対人関係尺度「II 他者との関係における自己意識」
(下から5行目)
(誤)人と話していて自分のせいで座がしらけたように感ずることがある。
(正)人と話していて自分のせいで座がしらけたように感じることがある。
- 岡田努(1993).現代青年の友人関係に関する考察 青年心理学研究,5,43-55.
- p.44 L17 (誤)「親しい友人はいない」→(正)「親しい友だちはいない」
- p.47 L4 (誤)「親しい友達はいない」→(正)「親しい友だちはいない」
- p.53 下から11行(誤)「本クラスタが全体の中で最大数を」→(正)「本クラスタが全体の中で一定数を」
- 岡田努(1991). 現代青年の人格発達と対人関係に関する探索的研究 東京都立大学心理学研究,1,11-18.
Table 1
(誤)ものごとを深く考えこむ傾向がある
(正)ものごとを深く考える傾向がある
(誤)おたがいに心を打ち明けあう
(正)おたがいに、心を打ち明け合う
- 岡田努(1987).青年期男子の自我理想とその形成過程 教育心理学研究,35,116-121.
- p.117 L1 (誤)原野・斉藤・堀→(正)原野・斎藤・堀
- p.118 「結果 1.項目分析」の5行目
(誤)固有値0.5以上の因子・項目について→(正)因子負荷量0.5以上の因子・項目について
- p.110 Table 4
(誤)10 何かにつけて...おもう→(正)何かにつけて...思う
- p.121 右 引用文献
(誤)長島貞夫・藤原喜悦・原野広太郎・斉藤耕二・堀洋道 1967....Self-Differential作成の試み....59-67.
(正)長島貞夫・藤原喜悦・原野広太郎・斎藤耕二・堀洋道 1967....Self-Differentialの作製....59-83
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