SPSS Win  勝手にFAQ 信頼性分析


[Q] [12] 使用した項目の一覧が出力されない
[A] 分析メニューで「項目ラベルの出力」にチェックを入れる,またはコマンドシンタックスで
/FORMAT=LABELS
を指定しても,項目ラベルの一覧が出力されない
11まではちゃんと出力されていたのでどうやらSPSS12のバグらしい。

使用した項目一覧を表示させたい場合は「統計-記述統計-項目」にチェックを入れる
( コマンドシンタックスでは /STATISTICS=DESCRIPTIVE サブコマンドを追加する)


[Q] [12] 「容量を節約する方法が使用されます。この方法では、分散共分散行列は計算されず、分析でも使用されません」などと警告される
[A] SPSS12で「統計」画面の「項目間」に何も指定しないと,この「警告」が出てくる。(11までは何も表示されなかった)。
ちなみに「項目間」に「相関行列」にチェックすると,「分散共分散行列が計算され、分析で使用されます。」
「分散共分散行列」にチェックすると「分散共分散行列が計算され、分析で使用されます。」
がそれぞれ「警告」として表示される。
何か指定ミスをしているようで気持ちが悪いが,通常は気にする必要ないようだ。

[Q] 信頼性分析での欠損値の扱いは?
[A] すべてリスト単位で除外されている。(つまり指定した項目に1つでも欠損値を持つケースは計算から除外する)
Alpha if Item Deleted欄についても,Detectされた項目に関しても,欠損値の有無が考慮されている。
(例えば,項目1を除外したAlphaの欄であっても,項目1にだけ欠損値を持つようなケースも,計算から除外されている)
また,項目1を初めから変数に指定せずに計算した場合には,項目1に欠損値があっても除外対象とならないため,上記のAlpha if Item Deleted欄の値と一致しないこともありえる。
なおコマンドシンタックスで
missing include
と指定しても,単にユーザ指定欠損値を「数値」とみなすだけで(システム欠損値は除外),
ペア単位の計算になる訳ではない


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