数量化理論III類(0,1データ)

  1. データの形
    各項目について無反応(いいえ)=0,反応(はい)=1にコード化されている場合

    50,23
    no,s1,s2,s3,s4,s5,s6,s7,s8,s9,s10
    01,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0
    02,0,1,0,0,0,0,0,0,0,0
    03,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0
    : : :
    49,1,0,1,0,0,0,0,0,0,0
    50,1,0,0,0,1,0,0,0,1,0

  2. データファイルの指定

  3. 分析の指定
    右側の「分析方法グループ」で「多変量解析」を選び左の一覧の中の「5.数量化理論3類」を選ぶ

  4. 変数の設定
    「変数の一覧」から分析する変数を右の「分析用の変数」に移し,カテゴリ数,カテゴリ値を設定する
    0,1データの場合は「カテゴリ数」=2,カテゴリ1に最小値=0,最大値=0,カテゴリ2に最小値=1,最大値=1

  5. すべての変数についてこれを指定する
    次のステップに入った後での修正はできないので,この段階で設定に誤りがないかよく確認する

    必要に応じて,制御変数や層別変数を指定する


    指定が終わったら「指定終了」

  6. 分析開始
    この画面で設定が正しいか確認したらメニューの「分析開始」

  7. 結果出力
    [値の出力]
    「データの種類」=「アイテム-カテゴリデータ」
    項目についての数量化結果(因子分析でいう項目の因子負荷量)を見るときは「横変数(項目)の数量」を指定し[結果の表示]
    出力する数量の次元数は3前後が一般的

    画面右側に結果が出力される


    各項目で「1欄」:カテゴリ1(0=いいえ)での数量,「2欄」:カテゴリ2(1=はい)での数量

    同様に回答者の数量化結果(因子分析でいう個々人の因子得点)を見るときは「縦変数(ケース)の数量」

    [プロットの出力]
    散布図のプロットで見たい時は水色の「横変数(項目)のプロット」や「縦変数(ケース)のプロット」を選択を指定し[結果の表示]


    各プロットは「項目-カテゴリ」となっている。例えば「7-1」は「項目7でカテゴリ1(0点=いいえ)」の数量をプロットしたもの

    出力内容を保存する場合は「印刷」メニュー「ファイル出力」「出力ファイルの設定」でファイル名などを設定


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